解決のポイント

☆ 生理痛改善法☆続木式7日間プログラム

生理痛の治療法の原点は、実はあなたのすぐ近くにあります。

貧血と鉄不足

貧血であるかどうかは、赤血球の数や大きさ、色素の量

などの総合的な評価から診断されます。 貧血になると、

赤血球の数や色素量は低下し、その大きさにも変化が

あらわれるようになります。貧血になると赤血球が大きく

なる場合と小さくなる場合がありますが、これは鉄分や

ビタミンB12の不足による場合があると考えられます。

主な原因として、食事からの鉄分ビタミンB12の 摂取量が

不足していることや女性の生理時の出血などがありますが、

他にも、消化管からの出血などといった病的なものが

原因になっているケースもあるので、注意が必要です。

鉄の働き

鉄の働きといったら、「血をつくる」というような

イメージでしょうか。鉄は、血をつくる他にも大切な

役割を担っていて、血液中のヘモグロビンと結合し

体のすみずみにまで酸素を運搬したりしています。


鉄には、機能鉄と貯蔵鉄、組織鉄があって、たとえば

機能鉄の場合は、赤血球のヘモグロビンや筋肉の

ミオグロビンの成分として体内で酸素を運ぶという

役割をになっています。

また、貯蔵鉄は 筋肉や肝臓、脾臓などに

たくわえられていて、機能鉄が不足したときに

放出されます。この貯蔵鉄も底をついてしまうと

鉄欠乏性貧血がおこります。そして、組織鉄は、

筋肉や皮膚、粘膜などに含まれている鉄ですね。


鉄をしっかり摂取・吸収することによって、鉄欠乏性の

貧血を改善したり、口角炎や舌炎などの粘膜の免疫力の

低下によって起こる症状を改善することができます。